公共
2001年12月25日に放送された、第1回『M-1グランプリ』の「審査員の選定」についての経緯を私から見た事実として記します。 【番組制作についての責任と権限の所在】 【テレビ局は公共の電波を使う責任を持つ】 【審査員選定の思想的根拠】 【紳助氏の「M-1…
前回のブログで、私が谷良一(2023)『M-1はじめました。』 を出版した東洋経済新報社を「名誉棄損であることを理由に、出版差し止めを求める」裁判を起こし、その結果として東洋経済新報社がHPに「謝罪文」を掲載することをもって「和解」に応じたことを書き…
2月4日(木)の午後2時から行われた、森喜朗・東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長の発言撤回記者会見をリアルタイムで見た。 「報道記者」と呼べるのは、TBSラジオ・沢田記者だけだった。 彼以外は、残念ながら「腑抜け記者たち」としか言いよ…
豊かな「ことば」とは何か? 加藤厚労相の「ことば」の誤解 現代日本の政治家の「ことば」 「しゃべる」と「読む」の違い 「知識の言葉」ではなく「暮らしのことば」で 豊かな「ことば」とは何か? 「自分の言いたいことがはっきり言え、また自分の心のすみ…
大きな被害をもたらした台風19号。 今夜16日(水)も、民放の各テレビでは11時台のニュースで、その被害状況を伝えている。 しかし、その報道姿勢は果たして「公器」として適正なものだろうか。 そんな疑問を抱いていたところ、メディア・コンサルタン…
昨日、9月28日(土)、NHK朝ドラの『なつぞら』の最終回が放送されました。 記念すべき、朝ドラ第100作目、という触れ込みもあって放送中から色んな評価が飛び交いました。 さて、僕はテレビの業界で制作者として35年働いてきた立位置から、この『なつぞら』…
小川彩佳をキャスターに迎えた新生『NEWS23』がスタートしてひと月。 視聴率的には、5月以前とそれほど変化はありませんが、内容的にはずいぶん変化しています。 その変化を、「日本のテレビニュースの作り方」という構造的な視点と、「キャスターのことば…
大学で「マスコミ論」を講義しています。 日々の新聞やテレビニュースを題材にして、その「ニュース表現」に込められた「表現者の意図」を読み取る力を身に付けよう、という授業です。 読み取る入口となるのは、「表現」を成している「ことば」と「映像」で…
新聞の書評欄や文化面で取り上げられて気になった本があると、その新聞記事を切リ抜いてストックしておく癖があります。 決して、その全部を読み切ることはできなくて、多くはストックファイルの中で眠ったままになるのですが。 で、そのファイルの中にあっ…